庄内柿の生産農家の方から生の柿を分けていただき、干し柿を作りました。
干し柿は昔ながらの冬の味覚。
多聞館では様々な料理に使うほか、正月のお供えにもする大切な食材です。
皮を剥いた渋柿をネットに入れて、日当たりのいい場所に吊るします。
そのまま数週間、日光と寒風にさらされることで、だいだい色が黒っぽく変わり、渋みは甘みに変化します。
この状態でも十分美味しいのですが、それを取りこんで手もみして、暗所で休ませておきます。
しばらくして表面に白い粉がふいてくれば完成です。
鳥などから食べられないように見守りながら、楽しみに甘くなるのを待ちたいと思います。
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