ちょうど今年のアンデスメロンの初出荷のニュースが伝えられた今日、多聞館には「メロン子」がたくさん届けられました。
「メロン子」というのは、大きく立派なメロンを育てるために、小さいうちに摘みとられた「摘果メロン」のことです。
未成熟のため甘さは全く無く、実も固いのですが、地元では漬物の材料として結構人気があります。
よく洗った後、半分に割って種を取り除き、適当な大きさに切って漬け込みます。
からし、酒粕、たまりなど、好みの漬物にできます。
多聞館では今回、からしと酒粕に漬け込みました。
また、試験的に炒め煮にしてみたところ、意外に美味しかったです。夏に食べる冬瓜に似ています。
私はパリッとした皮の食感がよかったのですが、気になる方ならひと皮剥いてもいいでしょう。
今日漬け込んだメロン子は、そのままお漬物としても、また様々な料理の材料としても今後お客様に使っていきます。
こんな食材も庄内の食文化、どうぞご期待ください。
また、酒田の老舗の漬物屋『梨屋』さんでは「庄内砂丘メロンからし浅漬」をネット販売されています。
こちらは漬物のプロの味、自信を持ってお勧めいたします。
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