昨日は多聞館の先代の女将であった故土岐まつ江の没後十年の法要を行いました。
多聞館(土岐家)は神道を宗旨としていており、故人は『~命(みこと)』=神として祀られます。ちなみに先代女将は《土岐まつ江大刀自命(おおとじのみこと)》として祀られています。
また、神道式では故人の法要を10日祭、50日祭、1年祭、5年祭、10年祭・・・という節目で行います。
法要では『神饌物(しんせんもの)』として鮮魚が供えられ、焼香ではなく玉串奉奠をおこないます。
今回は30名ほどの親戚や近所の方々を招き、出羽三山神社の瀧本氏にご奉仕いただいて十年祭、引き続いての墓前祭を滞りなく執り行うことができました。
神事(供養)の後は多聞館の大広間にて『直会(なおらい)』を行い、故人の思い出話などに花を咲かせました。
忙しい中、また遠方からも参列していただくことになり心苦しくもあったのですが、このような機会にあらためてお互いの繋がりを確かめ、深めることも大切なことだと実感した一日となりました。
ご参列いただきました皆様にはあらためて感謝申し上げます。
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