第10回目となる「羽黒山石段マラソン全国大会」がきのう(10月17日)開催されました。
大鳥居を出発して門前町手向(とうげ)を走り抜け、さらに羽黒山参道の2446段の石段を駆け上るという過酷なコースです。
今年は276人が参加したそうです。
私も多聞館前で観察係りをしながら、近所の皆さんと共に声援を送りました。
トップはスタートから10分ほどで多聞館前を通過していきました。
最後の選手の通過を見届けた後、参道でも応援しようと思い立ち、随神門までバイクを走らせました。
門前では羽黒太鼓による力強い応援も行われていました。
随神門から石段を駆け下り、国宝五重塔前まで移動して声援を送りました。
この辺まで来るとかなりきつそうな表情をする選手が多くなり、歩いてしまう方も・・・。
国宝の五重塔に目を向ける余裕もなさそうです。
観光客の方々もコースを開けてくれていましたが、そこを駆け上がっていく、とはなかなかいかないようでした。
それでもトップの方は30分もかからずにゴールしたそうです。
大会の結果は後日、出羽商工会のHPで報告されるそうです。
選手の皆さん、大会スタッフの皆さん、ご苦労様でした。
横浜屋さん
私も後で知りましたが、NHKの全国ニュースで紹介されていたんですね。
石段のきつさが伝わるアングルで捉えていましたから、カメラマンもたいへんだったことでしょう。
このイベントの目的のひとつが、日本一の羽黒山の石段を広く知ってもらう、ということですので、その成果が表われているということですね。
夏休みの「朝登山」は、規模を縮小しながらも、今でもつづいているようです。
最近は中高年の方々だけでなく、若い世代でもトレッキングが人気ですので、そんな人たちにとっても羽黒山の参道は手軽なコースでしょう。
羽黒山、出羽三山は懐の深い山ですから、訪れる人たちがそれぞれに魅力を感じてくれる「きっかけ作り」が大事なのだと思いますね。
投稿情報: 多聞館 土岐 | 2010/10/24 08:12
石段マラソンは当日の昼のNHKニュースでも、紹介されていました。登り続きのハードなコース、というより、登山ですからね、大変です。
昔は毎週日曜に、小学生が中心で、「早朝登山」と銘打った競技会がありました。毎回記録をとってくれて、3回参加すると帽子がもらえて嬉しかった記憶があります。
世の中は、ランニングブームです。関係者のご尽力が実り、来年は更に参加者が増えて、ホノルルマラソンに並ぶ!?名物大会になることを願っています。
投稿情報: 横浜屋 | 2010/10/23 09:42