「出羽三山精進料理プロジェクト」が本格的に動き出しました。
その第1弾となる「大聖坊で出羽三山精進料理を味わう会」が本日、開催されました。
今回は、20名の定員が募集開始から2日間でいっぱいになるというほどの盛況ぶりです。
午前中の準備には、プロジェクトメンバーの若女将たちもお手伝いしながら、勉強させていただきました。
このような「学び合い」が「出羽三山精進料理プロジェクト」の大きな柱となっています。
今回参加された方々からも、各施設の垣根を越えて、食文化の継承・町づくりに取り組む、私たちのプロジェクトのあり様を評価するお声を頂き、大きな励みになりました。
お膳には、月山筍やワラビ、ゼンマイなどの山の恵みを丁寧に調理した料理がずらっと並びました。
多聞館でも普段からお出しする料理も多かったのですが、一品一品に個性があり、新鮮に頂きました。
また、最後に出していただいた自家製の「栃餅」は香り、味、食感ともに最高でした。
食事の途中には、「羽黒山冬の峰」という百日行を勤められた大聖坊のご主人が、羽黒修験と精進料理について分かりやすく、ユーモアを交えながらお話くださいました。
こういう、実体験に基づいた貴重なお話を伺えるのも宿坊ならではのことで、とても勉強になりました。
貴重な機会を与えてくださった大聖坊の皆様に、心より感謝申し上げます。
次回は、7月21日(土)に「大進坊で出羽三山精進料理を味わう会」が開催されます。
詳細とお申し込みは ⇒羽黒町観光協会HP へ
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