今朝は、ご宿泊いただいていたお客様をご案内して、羽黒山の五重塔まで行ってきました。
参道を歩くのは、元日の未明に松聖や若者頭たちとともに下って以来です。
そのときよりも雪はずいぶん多くなっていましたが、多くの人たちが歩いたあとが踏み固められており、五重塔までは難なく歩いていけました(もちろん長靴は必須です)。
参道への入り口である随神門前も きれいに除雪されていました。
継子坂(ままこざか)も雪の小道。
石段のときよりも ずっと少ない歩数で下れます。
末社の軒下には 屋根からの雪が山を作っています。
祓川(はらいがわ)にかかる太鼓橋も欄干の一部が見えるだけです。
やはり暖冬なのでしょうか。
須賀の滝も祓川もこの時期にしては水量が豊富なようです。
12月にドカッと降った雪は相当重かったのでしょう。
山内のあちらこちらで倒木が見受けられました。
そして、国宝五重塔。
幾百回の冬をそうして過ごしてきたように、 この冬もまた、風雪をものともせずに凛とそびえ立っていました
ご案内したお客さまたちも感動された様子で見入っていました。
余計な説明など無用の、圧倒的な存在感です。
羽黒山五重塔は 季節によりその趣を変えますが、雪の五重塔はまた格別の魅力があります。
ぜひ、お訪ねください。
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