今日は地元の氏神様である『烏崎稲荷神社』 の例大祭『春祭り』です。
早朝から氏子総出で境内を掃除し、若者衆が幟を立てました。
神事は10時から。
瀧本宮司により執り行われました。
神事の後は多聞館に移動して『直会』です。
春祭りの献立は昔から決まっていて、にしんの焼き物、ニラと鱒のあんかけ、うどよごし、それに孟宗の味噌煮です。
どの料理にも春の香りがいっぱいです。
神事の準備や直会の運営は四件の『当屋』が共同で当たります。
過疎化が進んだ昨今では、5~6年に一度当屋が回ってくるようになっています。
夜には幟を下げるために若者衆が神社に集まり、ここでもまた酒が酌み交わされます。
近所に住んでいながら、なかなか顔をあわせる機会のない面々が集まって様々なことを語り合う、貴重な場です。
過疎化、高齢化が急速に進む中にあっても、由緒ある神社を 氏子皆で支えているところに、地域社会の結びつきの深さを感じます。
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