ここ羽黒も大雪になりました。
各地からの大雪のニュースに、「こちらはたいしたことなくてよかった・・・」と言っていたのも正月明けまで。
その後は連日のように相当な量の降雪が続いています。
昨日は「雪に埋まった民宿」という新潟からのニュースを見ながら、他人事ではないなあ、と女将と話していました。
そんなわけで、このところ毎日のように除雪作業、雪下ろしに追われています。
多聞館の母屋の雪下ろしは職人さんに頼んで行っていますが、そのほかにも玄関や庇(ひさし)など、低くて雪の乗りやすい場所は私の受け持ちです。
上の画像は玄関、下は離れの庇です。
どちらも背丈ほどの積雪でした。
ただ、例年よりも軽く柔らかい雪質で、作業は楽でした。
また、先日こちらで1回目の雪下ろしの様子をお伝えした萱葺きのお宅では、早くも2度目の雪下ろしを行いました。
すでに積雪は屋根に付くくらいになっていたので、雪を下ろした後には軒を掘り出す作業も行いました。
これを怠ると、雪の粘力によって屋根が引っ張られて損傷してしまうのです。
ここ手向(とうげ)の雪下ろし職人さんの間では当然とされている作業ですが、雪下ろし以上にきつい作業ゆえ、最近は手を抜く人もいるとか・・・(もちろん依頼主からヒンシュクを買うことになるでしょうが)。
あわせて、母屋の隣の倉の雪下ろしも行いました。
こちらは1度目の雪下ろしということで、圧倒されるほどの積雪量でした。
ここも下ろした雪を再度掘り上げなければならず、また、途中、雪下ろしの道具である「スノーダンプ」が壊れたりもしたため、2日掛かりの作業になりました。
1階部分はもうすっかり雪に埋まっています。
この先も雪が降り続くようなら・・・考えるだけでもうんざりです。
多聞館の雪下ろしは来週中に行う予定です。
降るだけ降って、下ろした後はもう降らない、なんてうまい具合にいけばいいのですが。
各地で除雪作業、雪下ろしでの死傷者が多く出ているようです。
雪国の皆さん、お互い十分に気をつけながら頑張りましょう!
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