今日3月3日はひな祭り。
ということで、多聞館のお雛様にも赤いお膳に雛菓子や料理をのせてお供えしました。
雛菓子は例年通り、鯛と鱒を模った練り切りです。
今年はほかに落雁のセットも供えました(こちらの方が日持ちするので)。
庄内の菓子店ではこういったお雛菓子作りが盛んなようで、この時期それぞれのお店が特色あるお雛菓子を提供してくれます。中には飴細工のお雛菓子もあるそうです。
菓子の希少価値が高かった時代に代用としたと思われる手芸の小物も一緒に供えておきました。
そのほかに自家製の甘酒、ちらし寿司、お吸い物、果物などもお供えし、雛飾りもいっそう賑やかになりました。
多聞館のおひな様は4月の旧節句まで長丁場ですので、お供え物も適宜取り替え、何かごちそうがあればその都度お供えしたりもします。
昔は近所の子供達が連れ立って「おひな様、見せてくださ~い」といって回ってきたとか。
そんな子供達に上げるためのお菓子も用意していたそうです。
今はそんな光景は見られなくなりましたが、多聞館では期間中、甘酒や菓子を用意してお待ちしておりますので、どうぞみなさん、お出でください。
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