7月15日(金)、出羽三山神社の「花祭り」が羽黒山山頂で行われました。
花祭りは、五穀豊穣を祈願する出羽三山神社の例大祭です。
私も若者頭として奉仕して参りました。
山頂の各所では午前中、黒川能をはじめ様々な芸能が奉納されていました。
祭りに奉仕する地元手向(とうげ)の若者達は補屋(しつらや)でお神酒、刺し串などで気合を入れた後、合祭殿前でお祓いを受け、花梵天(献燈)を引き出す準備に当たりました。
ちょうど準備が終わった頃、月山・羽黒山・湯殿山のそれぞれの神様をのせた3基の神輿が引き出され、若者が引く花梵天を先導に、境内をゆっくりと巡回します。
その際、見物のお客さんたちに向けて傾けられた梵天から稲の花や稲穂を模った造花を奪い合うのがこの祭りの見所です。
今年も、境内を埋めた大勢のお客さんたちが、我先に造花を手に入れようと激しくもみ合っていました。
花祭りが終わり、出羽三山は一年でもっとも賑やかな時期を迎えています。
特に今年は卯年で月山のご縁年です。
ご縁年に登拝すれば格別のご利益があるとされています。
どうぞ皆様、出羽三山参拝にお越しください。
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