今日9月24日、羽黒山の斎戒所「斎館」において、「幣立祭(へいたてさい)」が行われました。
この行事は、羽黒山伏の最高位である「松聖」に選ばれた2名の山伏が、「冬の峰」と呼ばれる100日間の修行に入るにあたっての神事です。
斎館の門前には位上・先途の両松聖の名を記した梵天が高々と掲げられていました。
斎館の広間には、位上・成田雄真、先途・勝木正展の両松聖をはじめ、神社関係者、歴代の松聖、若者頭などが集まって、厳粛な中に神事、そして盃事が行われました。
私も上町当番町の若者頭として参列し、謡の奉仕をして参りました。
お二人の松聖は今日から50日間は自宅で、その後の50日間は斎館に篭って、精進潔斎しながら、ひたすら勤行などの修行を続けられ、大晦日の「松例祭」で満願を迎えられます。
お二人の行のご無事、満願成就を心よりお祈り申し上げます。
最近のコメント