5月に発足した「出羽三山精進料理プロジェクト」。
その活動を多くの皆さんに知っていただくために、「鶴岡食文化女性リポーター」の皆さんをお招きして、プロジェクトメンバーと一緒に精進料理を作ろうという企画「出羽三山の精進料理を広める会」が昨日、多聞館で開催されました。
「鶴岡食文化女性リポーター」のみなさんは、鶴岡の食文化を自ら体験し、それをフェイスブックなどを通して情報発信している方々です。
今回は、多聞館の女将若女将、手向の宿坊の女将さん、若女将さんたちと一緒に、事前に打ち合わせていた精進料理5品を作りました。
旬の月山筍やフキ、青ミズなどの山菜は採ってきた状態から調理しました。
リポーターの皆さんにとっては、見慣れた食材、普段から口にしている料理でも、手順や味付けなどに発見や感動もあったようで、台所のあちこちで驚きの声や歓声があがっていました。
昼までには予定通りに全て完成し、プロジェクトメンバーの渡辺君(チェリー畑渡辺)から差し入れてもらったさくらんぼも加えて、出来立ての料理を皆でいただきました。
食後には、羽黒山伏で「冬の峰」とよばれる百日行を勤められた星野さんに、羽黒修験と食との関わりなどについてお話いただきました。
また、参加者の皆さんからも精進料理や宿坊のことなどについて質問をいただき、賑やかなひと時を過ごしました。
女性リポーターの皆さんにはさっそくネットを通じて、精進料理や私たちのプロジェクトについて情報を発信していただいています。
勉強会を重ね、受け入れ態勢も整いつつあり、「出羽三山精進料理プロジェクト」はいよいよ本格的に動き出しました。
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