夏の間、つぎつぎに葉っぱを提供してくれた青しそも、たくさんの実を結ぶ時期になりました。
そのままにしておけば種がこぼれ、来年、新たな芽を出すことでしょうが、多聞館ではこのシソの実を収穫して、食材として用います。
シソの枝から指先で実をしごきとる作業を、この地方では「こぐ」といいます。「シソの実こぎ」はこの時期ならではの作業です。
多聞館でも、先日、家族そろって「シソの実こぎ」を行いました。
指先を黒く染めながらの気の長い作業に、指先は真っ黒に染まりました。
こうして収穫したシソの実は、シソ独特の香りと、プチプチした食感が特徴で、多聞館では塩漬けにしたり、佃煮にしたりして使います。
今回は全部、佃煮にしました。
これからの秋の時期は、野菜やきのこ等を扱い、手が黒く染まることが多くなります
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