昨日(24日)夜に、ここ羽黒地域を含む庄内南部に出された「暴風雪警報」は今日も終日継続していました。
庄内名物の「地吹雪」は猛威を振るい、通りかかった大鳥居もこんな感じです。
一時は「大雪警報」も出されましたが、今は注意報に変わり、「低温注意報」は解除されました。
荒れた天気は明日午前中くらいまでのようです。
こんな大荒れの天気をもう何度か繰り返した先に、春は待っています。
雪国の皆さん、運転や除雪作業には十分注意しながら、もうしばらく頑張りましょう!
昨日(24日)夜に、ここ羽黒地域を含む庄内南部に出された「暴風雪警報」は今日も終日継続していました。
庄内名物の「地吹雪」は猛威を振るい、通りかかった大鳥居もこんな感じです。
一時は「大雪警報」も出されましたが、今は注意報に変わり、「低温注意報」は解除されました。
荒れた天気は明日午前中くらいまでのようです。
こんな大荒れの天気をもう何度か繰り返した先に、春は待っています。
雪国の皆さん、運転や除雪作業には十分注意しながら、もうしばらく頑張りましょう!
(↑鳥海山)
今日の夕方、所用で出かけた際に、久しぶりに月山と鳥海山の姿を見ることができました。
ぶ厚い雪を全身にまとった、重厚感たっぷりの雄姿です。
(↑月山)
暦の上では昨日から大寒に入っていますが、寒さはさほどではなく、雪も降っていません。
このまま冬が過ぎ去るなどとは思っていませんが、穏やかな天気が少しでも長く続いてくれることを願っています。
冬の山里に雪が降るのは何も珍しいことでもないのですが、ここ羽黒の里手向(とうげ)にもここ3日ほどの間にたっぷりと雪が積りました。
連日、夜明け前から道路の除雪をする重機の音が聞こえてきます。
多聞館でも、毎朝、玄関と駐車場の除雪に追われています。
今日通りがかった近所の黄金堂(重要文化財)も雪に覆われていました。
これくらい積れば間違いなく根雪でしょうが、まだまだ序の口です。
雪とともに生きる雪国の長い冬の始まりです。
今日(12月9日)は「大黒様のお歳夜」です。
各家庭では大黒様の置物や掛け軸を飾り、豆尽くしの料理などをお供えして、家内安全や商売繁盛、子孫繁栄などをお祈りします。
ここ庄内地方独特の風習とのことです。
この日に大黒様にお供えする料理は、ハタハタの田楽、焼豆腐の田楽、豆なます、納豆汁などです。
根元が二股に分かれている大根(まっかだいこん)や米のお菓子なども一緒に供えます。
ハタハタ(鰰)は神の魚と書くように神聖な魚とされていますし、お腹いっぱいにつまった卵(ぶりこ)は子だくさんの象徴でもあります。二股に割れたマッカ大根は安産の象徴、豆尽くしの料理には「まめ(=健康)に暮らせるように」との祈りがこめられています。
また、枡も供えられて、お金がたまりますように、との願いを籠めて家族各々がお金を入れます。
今年は秋の長雨の影響でまっか大根の収穫量が少なかったとか、最近は時化の日が多くハタハタの水揚げが少なかったとか聞いています。
人々の食生活が自然によって支えられているというあたりまえのことを再認識し、あらためて感謝するのも大黒様のお歳夜かもしれません。
昨日から降り始めた雪は勢いを増し、一気に50センチ以上の積雪になりました。
大黒様のご利益に授かり、寒い冬にも豆に暮らしたいですね。
ここ羽黒にも、とうとう本格的な冬がやってきたようです。
昨夜からの暴風には雪も混じり、昼前まで暴風雪警報!が出されていました。
多聞館の屋根や庭にも、うっすらと雪が積りました。
一昨日までに大急ぎで、残っていた庭木の雪囲いやタイヤ交換を済ませておいてよかったです。
今年の秋は雨の日が多く、農家でも収穫が出来ずに畑に残したままにしてしまった野菜等もあったと聞いています。
庄内の短い秋の間に、天気をうかがいながら農作業や冬支度を済ませるのは、毎年のこととはいえ大変なことのようです。
ただ、今年の冬は、例年よりも気温が高めなように感じています。
こんな冬は根雪になるのが遅い反面、年明けにドカ雪が続き大雪になる、というのが私の経験からの予想ですが、どうなることか・・・。
ときおりアラレが降る寒空の下、今年も「松の勧進」が始まりました。
「松の勧進」は、羽黒山の山伏達が、大晦日に羽黒山山頂で行われる「松例祭」の運営に当てる浄財を勧進して家々を回るものです(「松例祭」の詳細については⇒こちら)。
その先頭をいくのは、「冬の峰」と呼ばれる百日行に入っておられる「松聖」と、それに付き従う「小聖」と呼ばれる山伏の一行です。
松聖の一行は、今日は主に手向内のお宮などを回り、家々には他の山伏達が回って法螺を鳴らし、浄財を受け取り、お札を配っていきました。
この「松の勧進」は、大晦日の松例祭前日まで、庄内地方一円で行われ、庄内の初冬の風物詩ともなっています。
10月27日(土)の朝、多聞館の駐車場に手向(とうげ)上町の若者衆が集まりました。
大晦日に羽黒山の山頂で行われる松例祭(しょうれいさい)で造られて焼き払われる、ツツガムシを模った大松明を造る練習をするためです。
以前は各町で行っていましたが、数年前からは上四町合同で行っています。
作業内容や手順を互いに教えあいながら、松例祭で造るもののほぼ2分の1の大きさのツツガムシを、2時間ほどかけて造り上げました(なかなかいい面構えに出来上がっています)。
夜には皆で温泉に泊まりながら、松例祭に向けての士気を高める「付き合い=土洗い」という恒例の行事も行われました。
早くも手向には松例祭の足音が聞こえ始めています。
月山で初冠雪が観測された10月24日、出羽商工会主催の六十里越街道トレッキングに参加してきました。
前々から歩いてみたいと思っていながら、なかなか実現できずにいた古道のトレッキングです。
六十里越街道のいわれ、成り立ちには諸説あるようですが、いずれにしても1200年以上の昔に開かれた、庄内地方と内陸地方を結ぶ歴史古道です。
今回のトレッキングでは、田麦俣の七ッ滝から細越峠を通って薬師小屋跡までの約8キロのコースを歩きました。
(千手ブナ)
ブナの森は今が紅葉の盛り。
天気も何とか持ちこたえてくれ、大自然の気を存分に頂くことができました。
今回の全行程には、山船頭人協会の小野寺さんがガイドとして同行してくださり、歴史に信仰、自然など多岐にわたる興味深いお話を聞かせてくださいました。おかげで六十里越街道の魅力、奥深さを再認識することが出来ました。
また、細越峠での昼食時にいただいた、スタッフの安達さん特製のきのこ汁は、冷えた身体に染み入るおいしさでした!
またぜひ、違う季節にも、何度でも歩いてみたくなる、そんな六十里越街道デビューとなりました。
お世話いただいた皆様、ありがとうございました。
山形県のホームページに、羽黒山方面から月山八合目にいたる「県道月山公園線」の閉鎖に関する情報が掲載されました。
⇒http://www.pref.yamagata.jp/cgi-bin/dorokisei.cgi?Gamen=2&Chiiki=7&Rosen=3211
それによると、羽黒山方面から月山八合目にいたる月山公園線のうち、
・四合目ゲートから八合目までの区間は10月22日(月)15:00に閉鎖
・それ以外の区間(月山ビジターセンターから四合目ゲートまで)は11月1日(木)15:00に閉鎖
されるとのことです。
⇒http://www.pref.yamagata.jp/doro/pdf/20121018141444.pdf
これから月山は長い長い冬休みに入ります。
なお、この間でも、月山の大神への参拝は羽黒山山頂の三神合祭殿で行うことが出来ます。
(本数は少ないながらも、路線バスも通年、運行しています。 )
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