秋晴れの昨日、多聞館では玄関先の庭木の剪定を行いました。
作業に当たっていただいたのは町内の野口造園さん。
毎年来てくれている同じ職人さん二人で、松とモミジ、そのほか、ツツジやサンショ、ヤツデなどを手入れしていただきました。
夏の間は葉を茂らせて、いい日よけになっていた松やモミジもすっきりと刈り込まれて、やがて来る雪の季節に備えているようです。
秋晴れの昨日、多聞館では玄関先の庭木の剪定を行いました。
作業に当たっていただいたのは町内の野口造園さん。
毎年来てくれている同じ職人さん二人で、松とモミジ、そのほか、ツツジやサンショ、ヤツデなどを手入れしていただきました。
夏の間は葉を茂らせて、いい日よけになっていた松やモミジもすっきりと刈り込まれて、やがて来る雪の季節に備えているようです。
10月8日、山形市中央公民館において、「出羽三山精進料理と出会う ~ 山と人と祈りの食」が開催されました。
羽黒町観光協会の会員有志によって組織する「出羽三山精進料理プロジェクト」が初めて地元を飛び出して、出羽三山とそこに受け継がれてきた精進料理をPRする企画です。
プロジェクトメンバー達は、イベントの進め方や献立、食材の調達、使用するお膳・器等々について、これまで何度も打ち合わせを重ね、準備を進めてきました。
午後に山形入りしたメンバー達はさっそく会場準備、調理、配膳に励みました。
プロジェクトの立役者の成瀬君は、プレゼンの詰に最後まで余念がありません。
そしていよいよ本番。
食事に先立ち、プレゼンテーションとして、出羽三山の自然と精進料理の食文化の紹介、宿坊の女将さん達による精進料理や宿坊にまつわる話などを聞いていただきました。
その後、和室に場を移し、精進料理を召し上がっていただきました。
宿坊の倉に眠っていた朱塗りの膳にのせられた年代物の器、その中にはメンバー達が食材集めから調理まで、心をこめて用意した料理が盛られました。
乾杯は地元の酒蔵「竹の露」さんの「白露垂珠 純米大吟醸」です!
参加された皆様には、出羽三山に思いを馳せながら、滋味溢れる料理を喜んで召し上がっていただきました。皆さんほぼ完食だったようです!
また、様々なご感想やご助言を頂き、今後のプロジェクトにとって、とても参考になりました。
お帰りになる際の皆様の表情、温かいお言葉に、後片付けする手にも新たな力が湧いてきました。
何百年にもわたり、出羽三山の参拝者と山の神々を結び付けてきた出羽三山の精進料理が、この夜は、山形で初めてお会いした皆様とプロジェクトメンバー達の笑顔を結び付けてくれました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
ご協力いただいたプロジェクトメンバーのみなさん、ご苦労様でした。
今日から3日間の日程でスタートした「鶴岡・食の国際映画祭と食のフェスタ」(於・まちキネ)。
初日の今日は、お天気にも恵まれて、賑やかなスタートとなりました。
私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も、真新しい藍染ののぼりを掲げたブースで、とち餅、ごまどうふ、くるみどうふ、薬湯を販売しましたが、いずれも午後の早い時間帯で完売となりました。ご購入いただいたお客様には心より御礼申し上げます。
これらを目当てにお越しになったのにご購入できなかったお客様には申し訳ございませんでした。
明日も、午前11時頃から、今日と同じく、とち餅、ごまどうふ、くるみどうふ、薬湯を特価にて販売いたします。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
明日10月6日(土)から3日間、鶴岡の「まちなかキネマ(まちキネ)」とその周辺において、『鶴岡・食の国際映画祭と食のフェスタ』が開催されます。
食に関する映画の上映や、ステージイベント、有名店の出店など、盛りだくさんのイベントです。
イベントの詳しい内容については⇒こちらの公式HPでどうぞ。
そのなかに、私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も出店します
・日時は、10月6日(土)と7日(日)の11時頃から4時頃まで(商品がなくなり次第閉店します)
・場所は、まちキネ駐車場内のテント屋台(平田牧場とアル・ケッチャーのブースの間です)
・販売商品は、・ごまどうふ(あんかけ/ごまだれ/黒みつ) ¥200
・くるみどうふ(あんかけ/くるみ醤油/黒みつ) ¥200
・とちもち ¥300
・出羽三山の薬湯 ¥100
いずれも、出羽三山の宿坊や旅館で提供している、伝統の品々です。
(飲食スペースでお召し上がりいただくほか、お持ち帰りも出来ます。)
両日とも、出羽三山精進料理プロジェクトのメンバーがお出迎えいたします。(私は6日(土)のみ、多聞館のごまどうふを用意してお待ちしております。)
たくさんのお客様のお越しをお待ちしております。
夏の間、つぎつぎに葉っぱを提供してくれた青しそも、たくさんの実を結ぶ時期になりました。
そのままにしておけば種がこぼれ、来年、新たな芽を出すことでしょうが、多聞館ではこのシソの実を収穫して、食材として用います。
シソの枝から指先で実をしごきとる作業を、この地方では「こぐ」といいます。「シソの実こぎ」はこの時期ならではの作業です。
多聞館でも、先日、家族そろって「シソの実こぎ」を行いました。
指先を黒く染めながらの気の長い作業に、指先は真っ黒に染まりました。
こうして収穫したシソの実は、シソ独特の香りと、プチプチした食感が特徴で、多聞館では塩漬けにしたり、佃煮にしたりして使います。
今回は全部、佃煮にしました。
これからの秋の時期は、野菜やきのこ等を扱い、手が黒く染まることが多くなります
10月からはその活動を山形市や仙台方面、さらには東京へと広げていこうとしている「出羽三山精進料理プロジェクト」。
先日はメンバーが「いでは文化記念館」に集まり、プロジェクトの旗印となる「のぼり」を制作しました。
藍染で制作する、とは聞いていましたが、会場に行ってみてびっくり。
なんと、使用する糊まで自分達で作るとのこと。
日頃から精進料理には手間ひまをかけているメンバーですが、のぼりにもあんなに手間ひまをかけることになるとは・・・。
糊はもち米と米ぬかを混ぜて蒸したもの。これを程よい固さになるまで練って、練って・・・。
そのうえ、ツブツブがあってはいけないということで、網でこして、こして・・・。
こうして出来上がった糊を、麻の生地の上に型抜きした文字にあわせてのせていきます。
細かいところは筆で修正もしながら・・・。
糊が固まった頃合をみて、いよいよ染めの作業です。
藍染の染料にひたすこと3分。
取り出して干しておくと、しだいに濃い藍色に変化していきます。
最後に糊を洗い落とすと、文字だけが麻の色で蘇ってきます。
午前中から夕方までかかって、なんとか10枚を染め上げました。
麻の質感、藍色の風合いがなかなかです。
10月からのイベント等の際にはお目見えすることになると思います。
お越しの際には目印にどうぞ。
6月の発足以来、地元手向の旅館・宿坊等を中心に展開してきた「出羽三山精進料理プロジェクト」。
10月からはその活動を、さらに広げていきます。
10月8日(月・祝)には、山形市において、「「出羽三山精進料理に出会う ― 山と人と祈りの食」 を開催します。
日時:10月8日(月祝日)17:00~20:00
会場:山形市中央公民館
参加費:4,000円/30名
主催:出羽三山精進料理プロジェクト(羽黒町観光協会)
後援:山形市商工観光部観光物産課 他
詳細は ⇒ こちら
山形市を中心に、内陸地方や仙台地区の皆様に、出羽三山の文化、そこに伝わる精進料理を紹介してきます。
このイベントに向け、プロジェクトメンバーは打ち合わせを重ね、献立はもちろん、お膳や器も吟味して、ご参加いただく方々に喜んでいただけるようにと張り切っています。
人数に限りがありますので、お早めのお申し込みをお待ちしております。
申し込みは ⇒ こちらから
今日9月17日は、多聞館の氏神様である「烏崎稲荷神社(からすざきいなりじんじゃ)」の例大祭、秋祭りです。
烏崎稲荷神社は、出羽三山の開祖蜂子皇子に縁の深い由緒ある神社です。
早朝に氏子達が境内を掃除し、若者達がのぼりを立て、4件の当屋の人たちはお宮の内部を掃除します。
午後3時、氏子達がお宮に集まり、瀧本宮司のご奉仕の下、神事が執り行われました。
その後は、座を多聞館に移しての直会(なおらい)です。
直会の献立は、
・煮しめ ・からどりの胡麻和え ・枝豆 ・お吸い物
です。
新嘗の祭りにしては質素かとも感じられますが、これが昔からのしきたりです。
もちろん、たくさんの御神酒もいただきました。
夜には、のぼりを下げるためにお宮に集まった若者達が、よろずの話に花を咲かせながら、お神酒を酌み交わしました。
今日は同じような秋祭りが、手向(とうげ)の各お宮で行われていました。
庄内地方で最高気温が30度を超えるとの予報は明日まで。
お稲荷様の秋祭りが終わると、手向の空気も秋色に覆われます。
先日、Oさんから「トビタケ」を頂きました。
トビタケ=トンビマイタケ。自生している間は文字通りとび色をしていますが、採集すると黒くなるきのこです。
肉厚で歯ごたえがよく、香りも豊かなトビタケはお盆前後が旬で、今年は手に入らずにいたのですが、長く厳しかった残暑の恩恵か、今頃になって「初物」を頂くことができました。
トビタケはナスとの相性が抜群なので、さっそく油で炒めて頂きました。
ちょうど「精進料理プラン」で多聞館にお泊りのお客様にもお出ししてたいへん喜んで頂きました。
山ではすでにマイタケも出始めたと聞きました。きのこも夏から秋へと変わりつつあるようです。
Oさん、ご馳走様でした。
多聞館でも、ホームページからのご予約、各種お問い合わせが出来るように用意しております。
ホームページからの宿泊予約 ⇒ こちらから
ネットからの各種お問い合わせ ⇒ こちらから
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