庄内各地では雛人形の公開展示やひな祭りにまつわるイベントなどが予定されています。
多聞館でも、本日2月27日《土》から4月 4日《日》までの期間、所蔵の雛人形を展示しております。
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多聞館の所蔵の雛人形は3種類あります。
ひとつは明治時代に作られた『押し絵雛』。
型紙生地を貼り付けて作った人形を台に挿し立たものです。
多聞館の女将の祖母とその妹が酒田で作ったもので、3年ほど前に女将の実家から受け継ぎました。
お雛様以外にも、三番叟や歌舞伎のキャラクター、舞妓姿の人形などもあり賑やかです。
私の祖父が求めたものです。
残念ながら、多くが毀損してしまい、写真の2体と右大臣・左大臣しか残っていません。
私の父が姉の誕生を機に求めたものです。
そのほかに、祖母が作りためた『木目込み人形』や『博多人形』、祖父が戦時中に求めた『シナ人形』なども一緒に飾っています。
雛人形を飾り終わると屏風を立て、雛菓子や雛膳を供えてさらに賑やかになるのですが、 その様子はまた次回にお伝えします。
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