少し時間が出来たので、大広間と客室の一部、それと居間の障子の張り替えを行いました。
繁忙期などに生じる障子の破れはその都度、「切り張り」の応急処置を施していますが、さすがに切り張りが多くなってくるとみっともなく感じられます。
また、補修箇所は無くても、時間が経った障子は白さがあせ、破れやすくもなるので、定期的な張り替えが必要です。
古い障子紙をきれいにはがし、桟を掃除して乾燥させるまでが面倒で、工程の半分以上と感じられます。
今回は30枚ほどの障子を一日かけてはがし、もう1日かけて張り上げました。
これからの年末年始の時期、多聞館では忘・新年会や祝宴などが続きます。
お客様には、障子を張り替えて明るくなったお座敷でおおいにお楽しみ頂きたいと思います。
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